Wedding Planner（ウェディングプランナー）とは

ウェディングプランナーは、結婚式や披露宴を行うカップルの、希望に応じた演出をお手伝いするお仕事です。

呼称に関しては、「ブライダルコーディネーター」や「ウエディングディレクター」などとも呼ばれますが、これは各企業や施設にによって異なります。とはいえ、職名による業務の違いは特になく、当日の式・披露宴が円滑に進むように計画・提案していくことに変わりありません。

当サイトでは便宜上、「ウェディングプランナー」の呼称で統一して解説しております。
なお、各団体の資格名などによっては、それぞれの指定名称に準じます。予めご了承ください。

主な仕事内容は？

ウェディングプランナーは、ドレスなどの衣装や料理、当日の細かな作業にいたるまで、結婚式・披露宴における全般的な業務を担当し、すべてサポートします。

そのため、式当日の衣装や花、料理に関しては、それぞれ担当のプロフェッショナルと相談するのが一般的ですが、お客様と各担当者との橋渡しとして、的確なアドバイスを行うための、ブライダルに関する豊富な知識が必要となります。

ウェディングプランナーは、その名の通り、結婚式をプランニングするスペシャリストとして、「結婚式におけるお客様の理想を形にする」という演出家としての重要な役割を担っているといえるでしょう。

ウェディングプランナーという職業は、就業するために国家が資格を設定している職業ではありません。なので、ウェディングプランナーとして働くためには、各ブライダル企業への就職という形になります。

直接的には関係はありませんが、実は、ブライダル関連の認定資格はいくつか存在します。現在、すでにウェディングプランナーとして活躍している方も、もし取得していないものがあれば、これを機会に取得してみてはいかがでしょうか。

以下に、ウェディングプランナーとして最低限取得しておいた方がよいと思われる資格、ブライダル業界への就職の際に有利になるであろう資格をいくつか挙げておきます。

専門的な資格を有していなくても、活動していくことが可能なのは前述の通りですが、ブライダル関連の資格があって不利なことはありません。また、今後もウェディングプランナーとして活躍していく上では、非常に有効的な資格となるでしょう。

時間のない方などは、計画性をもって取得してみてはいかがでしょうか。

この資格は、ブライダル業界に関する学習を専門学校で２年間続けた学生に対して行われる試験です。略称として「ABC検定」とも呼ばれています。

試験内容はブライダルに関する基本的な知識が主に出題され、合格率は80％前後と比較的高いようです。言い換えれば、ウエディングプランナーとして就職するための基本的な資格になるのではと考えられます。

BIAブライダルコーディネーター（ウエディングプランナー）養成講座」は、すでにブライダル業界で就業中の方を対象をした講座です。

まだブライダル業界で働いていない方には受講資格はありませんが、ウエディングプランナーとして更に進んだ知識を得ることが可能ですので、ぜひ覚えておきましょう。

結婚式や披露宴を演出するためにさまざまな知識が必要なのは前述のとおりです。

例えば、ブーケのコーディネートを提案するために、お花に関する知識や色彩に関するアドバイスを行うこともあります。そういった知識を得るための資格を取得しておくのは、ブライダル業界に就職するうえで非常に有利なことだと思います。

こういった場合、ご自身が興味のある分野、もしくは得意な分野から資格を探してみるのがベストです。関心がある分とりかかりやすく、飽きにくいため学習が苦にならなくなります。逆に、興味がない分野だとモチベーションを維持していくのは大変かもしれませんね。