フラワーアレンジメントには、いろいろな専門用語があります。こちらのページでは、フラワーアレンジメントを始めるにあたり、知っておくべき用語について、初心者の方向けに、まとめてみました。
目次
ア行
アレンジメント
「アレンジメント」とは、整理・整頓という意味。花と花、花と花器、花とグリーンなどのその他の花材とをアレンジしたものを指します。
カ行
グルーピング
「グルーピング」とは、花をアレンジする時に、同じあるいは異なる素材でグループを作ること。
ハ行
花留め
「花留め」とは、お花をアレンジする際に固定すること、また、その道具を指します。
剣山や吸水性フォーム、その他いろいろなものを用いて花を固定し、アレンジしていきます。
吸水性フォーム
樹脂を発泡させた硬いスポンジのようなものです。オアシスとも言います。ナイフなどで必要なサイズ、形に切り、しっかりと水を浸み込ませ、花を挿して使います。カラーのついたものもあります。
剣山
昔からある金属製のものと、ゴムやプラスチックでできたものがあります。金属製のものはその重みで花を支えます。
プラスチック製のものは軽く、動きやすいので裏に吸盤がついていたりします。
形は、丸、四角、三日月型などさまざまなものがあります。
ワイヤー
グニャグニャと自分で曲げて、花留めとして使います。銅製のものを使うと、バクテリアの繁殖を抑える効果もあります。
小枝、茎
茎の固いところや、小枝等を使って花留めとすることも可。
ビー玉、ガラス玉
いろいろなガラス玉を利用することで、オシャレなアレンジができます。
花言葉
「花言葉」は、それぞれの花に当てはめられた言葉を指します。その花が持つ印象や性質、香りなどを言葉に置き換えることによって、直接に言葉を交わすことなく、感情や意志の疎通を行うものです。フラワーアレンジメントを行う上で、花言葉を意識してデザインしている方は多いと思いのではないでしょうか。
マ行
水上げ
花の吸水力を良くするためにする処理の方法です。水上げすることで、花の日持ちが良くなります。
花の状態や茎の形状によって、水上げの方法が異なります。適切な処理を行って、お花を長持ちさせましょう。
水きり
たいていの花はこの方法で大丈夫です。はさみで、水の中で茎を斜めに切ります。切り口が空気に触れると、水を吸い上げにくくなってしまうので、空気に触れないようにすることがポイントです。
切り戻し
水切り同じ要領の切り方を、空気中で切ることを切り戻しと言います。水中で切る方が花には良いと言われています。
十字切り
枝もの全般の水上げ方法です。茎の先を十字に切りましょう。
たたき
茎の固い花材の水上げ方法です。茎が平らになるまで叩き、水に浸します。
深水
花を新聞紙にくるみ、深さのあるバケツなどにたっぷりの水を入れ、つけ込みます。茎・葉の全体からお水を吸うので、早く元気になります。
湯上げ
加熱条件が均一になるよう、茎先をそろえて3~4cm程度を熱湯に浸します。この時、花や葉に湯気が当たって痛まないように、茎先を10cm程出して新聞紙でしっかり包んでおきます。 浸した部分の色が鮮やかな緑色になったら取り出し、多めの水に移し2~3時間置いておきます。