誰でも簡単!ペン字練習講座

ペンできれいな署名を書くコツ

署名例

人生で一番書く機会の多い文字。それは、自分の名前(署名)ではないでしょうか。

重要書類などでは、署名はどうしても手書きでなくてはならないものですから、この先においても無くなるということは、あまり考えられません。

手書きで字を書く機会が減っている今だからこそ、まず署名をきれいに書けるように練習してみてはいかがでしょうか。

署名を書く時の注意点

署名を書く時の注意点もいくつかあります。きれいに書くだけでなく、場合によって署名を書く時のルールがあるので、以下をチェックしてみてください。

  • 正確な名前を書く
    署名は基本的にフルネーム(姓名)で書くことが多いです。漢字、ひらがな、カタカナのどれを使うかは文書や状況によりますが、常に一貫性を保つことが重要です。
  • 読みやすく書く
    署名は他の人が読めるように、なるべくはっきりとした文字で書くようにしましょう。特に公式な文書では、読みやすさが重要です。
  • 同じ署名を使う
    書類や契約書などで署名を求められる場合、常に同じ署名(スタイル)を使うことが求められます。サインのスタイルや形が異なると、書類の真正性が疑われることがあるので注意です。
  • 署名と印鑑の使い分け
    署名と印鑑(実印、認印など)の使い分けも注意が必要です。契約や重要な文書には印鑑を使うことが一般的ですが、署名が必要な場合もあります。文書の指示をよく確認しましょう。

署名は個人を特定するための重要な判断要素です。他人に自分の署名を見せたり、代筆を頼んだりする際には慎重に扱うようにしてくださいね。

文字の配置バランスに着目!

署名サンプル

きれいな署名を書くコツとしては、まずは記入欄に対しての文字の大きさを考えましょう(上記画像参照)。
枠の大きさとのバランスを考えて、姓と名前の間は上下のスペースより少し広めに確保し、他の文字間は均等のスペースを配置してください。

署名サンプル2

これは少し極端な例ですが、このように上下幅が狭い記入欄を目一杯使用したり、スペースの配分が大雑把だと、どんなにきれいな字を書いても全体のバランス的に見栄えがよくありません。
一文字は「正方形の枠内で書かれている」ということを考えると、記入欄に対してのバランスの良い一文字の大きさというのは、必然的に決まってくるものです。

署名を書く際には、全体的なバランスを考えて文字を配置するようにしてください。

慣れないうちは、記入枠内に正方形のマスを配置する練習も効果的です。

文字自体の美しさなどはペン字を何度も練習することで上達していきますが、文字配置に関するバランス的な感覚は、初期の頃から意識していないとなかなか上達しないものです。

鉛筆などの消しゴムで消せるもので練習してみてくださいね。

きれいな署名を書き方まとめ

面接官

署名であまり小さな文字を書くと、履歴書などの文書を提出する場面では消極的な印象を与えてしまいがちです。

小さめの字を書く方は、思い切りよく大きめの字を書きましょう。署名の字は、あなたの印象を決める大切なものです。

逆に、あまりにも大きめの字を書く方は、悪い言い方をすれば大雑把な印象を与えてしまいますので、やはり、署名欄の大きさに合った適度なサイズで文字を書くように心掛けましょう。

丁寧に書くことが何より大事です。

字の上手下手に関わらず、丁寧に書かれた署名というのは、あなたが「美しい」「きちんとした」人であるという印象を与えます。
達筆だから丁寧だとは限りませんし、法事などで使用される「のし紙」に書かれた署名などを見ていると、意外と雑に書かれていることも多くあります。

葉書きの住所の一文字目は少し空けて書き始める。

そして住所の縦幅は、なるべく「様」より下がらないようにしましょう。長い住所であれば、2行に分けて書くようにします。

宛名は必ず中央に書く。

名前は一文字分空けて、ハガキ・封筒の中央の位置に書き始めましょう。文字の大きさは住所の文字よりひとまわり大きめに書きましょう。

文字数を考えて、均等に配置するようにし、「様」は名前より少し大きめに書くと見栄えがよくなります。

葉書きや手紙などの書面を書く際は、特に全体的なバランスに注意する。

書面を書く際は全体的なバランスを考え、文字を配置するようにします。

罫線のない用紙に書く場合は、紙面の大きさを考え、あらかじめ字の大きさ、行数、天地・左右・行間・字間などを意識しましょう。ハガキなどでは特に注意です。