ゲストハウスウエディング(※注1)は、数ある日本の挙式形式の中で最も新しいブライダルスタイルです。
2000年以降に急速に全国に普及し、ゲストハウスでのウエディングは、今や若い男女に人気の挙式スタイルとして定着してきました。
各ゲストハウスによって施設の持つ独特の個性や、結婚式において「可能なこと(お客様に提案できること)」などさまざまです。
ゲストハウスの建物の様式もヨーロッパ風に建築されたものから、庭に広いプールが設置されていたりなど、挙式プランを提案するウエディングプランナー側にもワクワクするような設備が数多く見受けられます。
※注1:ゲストハウスウエディングは単にハウスウエディングとも呼ばれます。
主な仕事内容
自由度の高さが魅力のゲストハウスウエディングですが、プランナー側にもブライダルに関する知識、経験が大きく要求される形式でもあります。
ゲストハウス(ハウスウエディング)をご希望されるお客様は、『自由度の高い』『他とは違う』挙式をご希望されているので、ゲストハウスで勤務するウエディングプランナー側にはブライダルに関する豊富な知識が必要とされるのです。
また、自由度が高いからこそ、「挙式・披露宴中での不意のハプニング」にも対応できる柔軟さや適応力も必要です。
そのため、ゲストハウスで働くウエディングプランナーには、比較的プランナーとしての経験を経た『熟練度』のある方が多く見受けられます。
基本的にゲストハウスでのウエディングプランナーの仕事内容は、レストラン形式と同様、「成約から挙式進行まで」をトータル的にサポートします。
提案・営業的なスキルはもちろん、挙式スタッフの一員としての行動力も必要とされるので、非常にやり応えのある仕事だと言えるでしょう。
「ゲストハウス」とは?
ゲストハウスとは、広く言えば「リビング・トイレ・シャワー・キッチン等を共有する施設」を指しますが、ブライダルにおけるゲストハウスは少しイメージが違います。
「別荘を貸し切る」という形で、結婚式のために一つの家を貸し切って、そこでパーティー形式で披露宴などを行うのが一般的なゲストハウスウエディングです。