専門式場でのウエディング

専門結婚式場でもウェディングプランナーの仕事は分業しているのが一般的です。
ホテルと同じく、成約業務、打ち合わせ業務など細かく分けられ、名称なども各施設、担当によって異なります。

また、数多くの引き出物を準備したり、カップルのアテンドを行うウェディングプランナーもいます。

専門式場にはホテルのように宿泊施設こそ無いものの、衣装や花、ヘアメイク、披露宴での食事にいたるまで、挙式に必要なほとんどのブライダル施設は揃っています。

成約業務~ご案内から成約まで~

成約業務を担当するウェディングプランナーは、新規のお客様に式場の特徴などをご案内する仕事です。その際、お客様のご要望やプラン、予算などを考慮したカウンセリングを行います。この時点では、まだお客様側では、『候補の一つ』としてご訪問されている場合がほとんどです。
したがって、成約を担当するウェディングプランナーには、「当式場を選んでいただく」ためのアピールを積極的に行える能力が必要とされます。

お客様の希望・理想などを十分に聞いたうえで、その式場でできること、できないことなどを明確に提案していきましょう。

この業務は、お客様が結婚式を行う上での最初の足がかりとなります。担当したウェディングプランナーの印象が悪ければ成約はもちろん、二度とその式場を訪れることはないでしょう。

成約業務を担当するウェディングプランナーは、『その式場の顔』としての役割を担っているということを忘れてはなりません。

打ち合わせ業務~ウエディングプランを詰めていく~

成約したお客様との具体的な挙式プラン・内容を詰めていくのが、打ち合わせ業務担当のウェディングプランナーです。

成約業務の時点で、お客様は挙式イメージについてある程度は打ち合わせしてあります。まずはその内容を担当から的確に引き継ぐことが大切です。

多くの専門式場では、挙式当日までに3回ほどをお客様との打ち合わせに費やしますが、必ずしもこの限りではありません。現在では、電話やメールなどでも細かな打ち合わせや疑問点などをお問い合わせいただくケースも多くなっています。

そういったお問い合わせなどに対して適切に対応できる知識と、更なるアイデアを提案できる企画力なども必要とされる業務といえるでしょう。また、こうした気配りが、のちのリピーター確保に自然と繋がっているのです。